面白い話まとめ
さよなら政所小 134年の歴史に幕下ろす

=思い出詰まる学舎に歴代の先生、卒業生らもお別れ=

校歌を刻んだ石碑を除幕し、校歌を斉唱する参加者たち

◇東近江・永源寺
 きょう三十一日で百三十四年の歴史に幕を下ろす政所小学校(八木光弘校長)の閉校式とお別れ会が二十九日に開かれ、思い出の詰まった学舎に最後の別れをした。
 同校は明治八年に開校。最盛期の昭和三十四年には七つの集落に三百八十五世帯・千六百九十二人が暮らし、本校のほか茨川・杠葉尾・箕川・君ヶ畑の分校に計二百六十三人の児童が通った。
 しかし、林業の衰退とともに過疎化が進み、四十年を境に各分校が廃校。少人数校だからこそ出来る密着型教育として、住民の協力を得て特産品・政所茶の栽培やイワナの飼育などに取り組み、地域への誇りや愛着を育んできたが、全校児童が十三人となった昨年六月、約十キロ下流の山上小学校と統合することが決まった。この春に最後の卒業生四人が学舎を後にした。
 午前九時から行われた閉校式には、在校生や歴代の卒業生、教員、地域住民ら約五百人が出席。静寂のなか校旗返納が行われ、百三十四年間で千二百五十四人の子どもたちを育んできた同校最後の時を見守った。
 会場には、歴代の卒業写真や運動会の様子が展示され、旧友たちは写真を見ながら「これ◯◯ちゃんや」「お互い老けたな」などと熱心に見入り、当時を懐かしんでいた。
 卒業生の一人、西坂ひふみさん(山上町)は「校歌を聞くと涙がこぼれます。きょうは担任の先生とも出会うことができ懐かしかった。一生忘れられない思い出の日となりました」としみじみ話し、目を赤くした。
 保護者らが主催したお別れ会では、児童十三人による「ふるさと」の合唱や、保護者と教員が奏でた「春の小川」の琴演奏に引き続き、思い出のスライド上映、詩人・工藤直子さんの記念講演「子どものこころ師のこころ」が行われた。この後、参加者全員が校庭に移り、校歌を刻んだ石碑を除幕した。


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