面白い話まとめ
微生物の力で洗剤いらず EM菌でプール清掃

=能登川南小学校=

プール清掃をする能登川南小の児童たち

◇東近江・能登川
 微生物の力を活かそうと、市立能登川南小学校の六年生児童百二人がこのほど、EM菌(有用微生物群)を使ったプール清掃を行った。EM菌の働きで、プールについたヘドロやヌメリが落ちやすくなり、洗剤を使わなくてもよいという。
 EM菌とは、乳酸菌や酵母菌など自然界に存在する有用微生物の集まりで、琉球大学農学部の比嘉照夫教授が開発。水質浄化やゴミの堆肥化などに使われ、近年では、プール清掃に活用する学校が全国的に増えてきた。


EM菌をプールに流し入れる児童ら

 同校では、「地球に優しい学校」をテーマに環境教育に力を入れ、昨年からEM菌を使ったプール清掃を行っている。今年も、EM菌と糖蜜(とうみつ)を入れたペットボトルを各家庭に持ち帰り、米のとぎ汁を加えて培養、プール開きが始まる一カ月前に計三〇〇リットルの発酵液をプールに流し入れた。
 すると、緑から褐色の水になり、側面に付いていたヘドロが剥がれ落ちていた。これは、EM菌が汚れを分解することで、へばりついたヘドロとプールの問に隙問ができ、剥がれやすくなったため。
 掃除では、軽く水を流すだけで汚れやヌメリが落ち、大・小のプールは三時間ほどでピカピカになった。
 担当した日夏正昭教諭は「これまで、プールの底や側面をこするのが大変で、一日四時間かけて二日間で掃除していましたが、子どもたちも、とっても楽になりました。プールの水は川に流れ琵琶湖に出ますが、洗剤を使わずにすむので環境にもよいです」と話していた。


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