面白い話まとめ
病と闘う患者への応援メッセージ 写真展「生き方への提案」

=齋藤文護さん  湖東記念病院で開く=

作品「生き方への提案」をバックに思いを語る齋藤文護さん

◇東近江・湖東
 世界を舞台に活躍するフォトグラファー齋藤文護さん(53)の写真展「生き方への提案―笑顔や静けさに宿る大事な力―」が東近江市平松町の湖東記念病院で開かれている。

 昨年暮に初めて催された写真展が、患者や病院関係者などから好評を得た一方で、展示会終了とともに作品が撤去されると、元の寒々とした待ち合いロビーに戻ったことから、訪れた人を勇気づけてほしいとの要請を受け再び開くことにした。
 会場が病院という特別な場所がら、命の大切さを身近に感じてもらおうと、静と動、静寂と躍動をうまく対比させ、前回よりも写真選びや展示内容に工夫を凝らした。今回は三月二十八日まで作品に接することができる。
 正面玄関入り口では、二・五メートル四方の紙に、全国マスターズの水泳競技に挑む高齢者の元気な姿とともに、大きな文字で書かれた「生き方への提案」が目を引き、作品展示の待ち合いロビーへといざなう。
 マスターズの元気あふれるアスリートほか、森の聖地や雲の動き、太陽の輝きなど自然を題材にした作品が多く飾られ、病棟の二、三階では入院患者の心をいやす。
 齋藤さんは、吉永小百合や星野仙一、桃井かおり、渡瀬恒彦らのグラビア写真などを手掛ける一方、世界各国を駆け巡り自然風景を撮影する中で、芸術作品よりも「人に感動を与える生きた写真を撮りたい」と話す。
 個展だけでなく、人が多く集まる公共施設を中心に、学校では写真をみて感じたことや将来を語る場を設け、元気や勇気を題材にした講演会にマスターズなどの写真を提供するなど、心の通った取り組みにも力を入れる。
 第一回の写真展から「被写体が生き生きして感動とパワーをもらった」や「心のビタミンありがとう」「待ち合い時間に心がいやされた」「シャッターチャンスがすごい」「写真のように元気な老人めざしたい」などと、齋藤さんへの応援メッセージが寄せられている。


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