面白い話まとめ
137年の歴史に幕を下ろす 心はひとつ 甲津畑小学校

=卒業生ら350人が別れ惜しむ=

◇東近江・永源寺
 東近江市立甲津畑小学校は、百三十七年の歴史に幕を閉じることになり、先月二十七日に体育館で催された閉校式とお別れ会で、卒業生や恩師、地元住民ら約三百五十人が別れを惜しんだ。
 閉校式で西澤久夫市長は「一村一校という地域に密着した小学校として、皆さんの熱き思いが伝わってくる。閉校後は歴史的なシンボルとして活用していきたい」と、地域住民に理解を求めた。
 最後となった三田村一宏校長は、学校と地域のつながりの素晴らしさをたたえ、子供らに「優しさと思いやりの心をいつまでも忘れず、誇りを持って頑張るように」と励ました。
 お別れ会では、蒲生俊男自治会長が「心の灯が消えたような気がする」語り、平木秀樹実行委員長は「小規模ならこその温かい教育があった。校舎を地域の核として残すのが恩返し」と話した。
 全校児童が学校活動として取り組んできた甲小太鼓の演奏が披露されたほか、校歌と沿革が書かれた記念碑の除幕式、新聞や写真、記念誌などが入ったタイムカプセルを埋めた。
 前日には、実行委メンバーほか先生、児童らが校舎の清掃を行い、甲小の校章に「心ひとつ」と書かれた手づくりの灯籠(ろうそく千五百本)を運動場いっぱいに並べ、地域住民らが別れを惜しんだ。
 新学期からは、在校生二十二人のうち卒業の五人が永源寺中学校に入学し、残る十七人は入学するはずだった二人とともに、スクールバスで山上小学校に通学する。


別れを惜しむ児童、住民ら手づくりの灯籠「心はひとつ」
137年の歴史に幕を下ろす閉校式
最後となる甲小太鼓を演じる児童22人
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