面白い話まとめ
食育拠点 「蒲生学校給食センター」完成

=朝桜中学校で学校給食始まる=

◇東近江
 東近江市内の幼稚園から中学校まで完全給食実施を目指して、東近江市市子川原町地先に「蒲生学校給食センター」が新設され、二十二日に竣工式が行われた。
 東近江市教育委員会は、幼稚園から中学校まで学校給食の統一した実施とともに、既存の能登川学校給食センターに加え、蒲生と湖東に新設して共同調理場を三カ所に整理統合することを盛り込んだ「東近江市学校給食基本計画」(平成十八年三月策定)に基づき、旧蒲生町が図書館用地として先行取得した土地の使用目的を変更し、平成二十一年度から蒲生学校給食センターの整備を進めてきた。
 市内最大規模となる蒲生学校給食センターは、最新の調理機器を導入し、作業工程ごとに部屋を細かく区切り、一方向の動線による厨房環境を実現するなど、徹底した衛生管理が特徴で、食物残さの堆肥化や太陽光発電の設置など環境負荷軽減にも努める。
 鉄骨造二階建てで、延べ床面積は三千百二十九平方メートル。一階には、事務室や検収室、炊飯室、揚物・焼物・蒸物室、煮炊調理室、和え物室、アレルギー疾患に対応した給食提供のためのアレルギー食調理室、最新の消毒システムを配備したコンテナプール、食器かごごと洗える機器を採用した洗浄室などを設け、二階に親子料理教室や試食会などが開ける調理実習室を配置し、食育学習の場としての役割も果たす。総事業費は約十二億三千五百万円。
 一日に六千食の調理が可能で、一冨士フードサービス株式会社に調理業務、滋賀運送株式会社に配送業務をそれぞれ委託する。平成二十四年度は、四月十一日から十九園・校の四千五百食分が調理され、同センター開設により朝桜中と聖徳中で新たに学校給食が始まる。
 竣工式で、西澤久夫市長は「保護者の労働環境の多様化もあり、給食に対する要望は大変強い。子育て支援また子どもたちの健全な食生活の観点からも、全中学校での給食提供が必要であると考え、選挙公約の一つに掲げた。竣工を迎えられたのは、地域のみなさんの協力と理解の賜物。地元の野菜や米をふんだんに使った給食を提供し、市民にも開かれた学校給食センターとして、食育の拠点となるべく取り組みを進めていきたい」とあいさつし、市川純代教育長も「規則正しい食生活が実践できる子どもたちの育成に取り組んでいきたい」と心と体を作る食育指導に力を入れる。


完成を祝ってテープカット
大きな回転釜8台が設置されている煮炊調理室
食育を推進する調理実習室
五個荘中学校 念願の改築工事
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