面白い話まとめ
小川さんいわく「たかが鉛筆、されど鉛筆」

=能登川博物館でスケッチ展=

小さな作品なら2時間、細密な作品なら3〜5時間かけて完成させるという小川さん

◇東近江
 東近江市能登川博物館レンタルギャラリーで、元東近江市教育委員会教育長の小川脩哲さん(71)=佐野町=による「鉛筆で描く風景スケッチ展」が二十一日から始まった。
 昨年九月まで教育長を務めていた小川さんは、元中学校の美術教師で、京展や県展出品などの画歴を持つ。「退職後の生涯学習の一環として、初心に帰って絵を描き、自分を見つめ直す時間」を設け、スケッチの題材を探す中で、何気ない風景の美しさに気付き、その感動の度合いが作品に深みを与えたという。


鉛筆の特性とともに身近な風景の美しさを再発見できる「鉛筆で描く風景スケッチ展」

 今回のスケッチ展では、HBから3Bまでの鉛筆を使い分け、自然の美しさを濃淡で表現し、名刹・古刹の歴史の重みと建築美を写実的に描き表しつつも、鉛筆の持つ柔らかさを生かした温かみのある作品三十六点(四つ切り画用紙二十二点、八つ切り画用紙十四点)が展示されている。
 会場には、伊庭内湖や五個荘金堂町の伝建地区、東近江市役所、きぬがさ山、きぬがさ大橋、観峰館といった普段見慣れた風景をはじめ、西明寺・延暦寺・金剛輪寺・竹生島宝厳寺の古刹、世界遺産の五箇山、白川郷、尾道港など、小川さんが旅先で出合った県外の風景も並ぶ。細密なスケッチの数々に、訪れた人は食い入るように作品を見つめ、身近な風景の美しさを再発見していた。
 開催期間は十二月二日まで。開館時間は午前十時から午後六時までで、月曜日・火曜日・祝日休館。問い合わせは、能登川博物館(TEL0748―42―6761)まで。


思い出のおもちゃ大集合
2018年記事一覧
2017年記事一覧
2016年記事一覧
2015年記事一覧
2014年記事一覧
2013年記事一覧
2012年記事一覧