面白い話まとめ
たくましく伸び伸ばすために!「第5回東近江市青少年育成大会」

=市内の中学生3人が作文発表=

青少年活動発表として、自分たちの思いを発信した中学生たち(左から宝田君、古川さん、國領さん)

◇東近江
“たくましく伸びよう伸ばそう青少年”をスローガンに、東近江市青少年育成市民会議(山田平一郎会長)が八日、「第五回東近江市青少年育成大会」を東近江市躰光寺町のやわらぎホールで開いた。

 能登川中学校生徒会による司会進行のもと、能登川中学校吹奏楽部がオープニングを飾り、はつらつとした演奏とともに華やかな幕開けとなった。
 開会あいさつで、山田会長は「明日を担う青少年たちが、心豊かにたくましく成長し、社会の一員として自立してもらうことが市民すべての願いである。これらの願いのもとに、すべての人々の協力を得ながら、『地域の子どもは地域で守り育てる』輪を広げ、大人も子どもも成長できる活動を推進していきたい」と語り、家庭・学校・地域社会が一体となって取り組めるよう協力を求めた。
 青少年活動発表では、青少年育成にかかわる機関・団体関係者や保護者、地域住民ら参加者約三百人を前に、市内の中学生三人が作文を読み上げた。
 トップバッターの能登川中学校一年の宝田亮輝君は、難聴の妹が毎日ピアノ練習を欠かさず、人一倍努力して入賞する姿を紹介しながら「ヘレン・ケラーの名言『障がいは不便であって不幸ではない』に出合い、妹にぴったりだと思った。障がいのある人みんなに言えることで、かわいそうと同情するのではなく、僕たちに今できることは不便なことをいかに支えてあげるかだと思う。人の幸せは自分の幸せにつながっている。もっと幸せな世の中にしていきましょう」と呼び掛けた。
 また、聖徳中学校三年の古川菜摘さんは、中学最後の合唱コンクールに向けてクラスがまとまっていった経験を通して「一人ひとりが本気になり、団結すれば目標にたどり着けるのだと思った。私たち中学三年生にはまだまだたくさんの壁があるが、どんなにつらいときも支え合う仲間がそばにいれば乗り越えていけると思う」と結んだ。
 最後に、県中学生広場で最優秀賞に輝いた五個荘中学校三年の國領椿さんが、アルツハイマー病の祖母との生活に触れながら「祖母に手を貸すことは当たり前のことだと、家族の誰もが思っている。私たち孫の名前を忘れず呼んでくれるだけで、うれしくて安心する。家族みんなで介護にあたりながら会話を増やしたら、祖母に前の笑顔が戻ってきて、良い治療法を見つけられたとうれしくなった。これからも私が祖母の杖になって、ずっと支え続けていく」と決意を語ると、やさしさあふれる発表に参加者から大きな拍手が送られた。
 続いて、家族問題の第一人者で作家の石川結貴さんが「おとなの知らない子どもの世界」と題して講演し、地域の子どもたちとの向き合い方のヒントを示した。


市社協主催 意見交流会「見守り支えあいネットワーク」構築へ
2018年記事一覧
2017年記事一覧
2016年記事一覧
2015年記事一覧
2014年記事一覧
2013年記事一覧
2012年記事一覧