面白い話まとめ
近江八幡でも始めよう! 体操服の新品リサイクル

=回収への協力呼びかけ 読書ボランティアグループが試行=

◇近江八幡
 卒業したり、傷んだりして使わなくなった古い体操服を新品に生まれ変わらせて学校に返す「体操服、いってらっしゃい、おかえりなさいプロジェクト」が、近江八幡市内で始まろうとしている。
 このプロジェクトは、写真家でもある環境プロデューサー・岡部達平さん(京都市在住)が二〇一〇年、環境授業に訪れた小学校で出合った女子児童の思いをきっかけにスタート。すでに京都市では五十校を超える公立の小学校で取り組まれるまでに活動の輪が広がっている。
 体操服は使わなくなったらゴミとして捨てられ焼却されているのがほとんどで、全国で処理されている量は膨大。毎年、古着の体操服が資源として活かされず大量に捨てられている。
 そうした中、日本の大手繊維メーカーが、世界に先駆けてポリエステルス製のスポーツウェアーを原材料に戻して新しいものに作り直す技術を開発したことにより、体操服のリサイクルも可能になった。
 同プロジェクトは、子どもたちの「物を大切にする環境教育」として実践されているだけでなく、ポリエステル繊維が製品に再利用されることで原料の石油が不用になり、上下一着のリサイクルでドッチボール八個分のCO2が削減されるなど、地球環境にも貢献。また、綿製と比べて運動後の汗が肌にまとわりにくくさわやかで、夜に洗濯しても翌朝には乾いているなど、扱いやすさも喜ばれている。
 このプロジェクトが広まると古着の体操服が資源として再利用され、新しい体操服に生まれ変わって地域に戻り、再び子どもたちが学校で使うことが可能で、児童間で体操服のリレーが永遠に続くことから「いってらっしゃい、おかえりなさい」と名付けられている。
 こうしたメリットが多い同プロジェクトが広く一般に理解され、学校ぐるみで実践されるまでには時間がかかる。京都市でも理解が広まるまでの道のりがあった。
 近江八幡市では、児童に読み聞かせを行う読書ボランティアグループ「ぐりとぐらの家」が、昨夏の青少年読書感想文全国コンクールの課題図書「永遠に捨てない服が着たい」との出合いを通して、この運動に注目し、昨年末には運動の先駆者、岡部さんを招へいした講演会の開催や学校関係者との話し合いを重ねるなど、活動の輪を地域に広げようと動き出している。
 まずは、賛同者に呼びかけ、いらなくなった体操服の回収を出来るところから始められるように準備を進めている。


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