面白い話まとめ
五輪選手・伊藤みきさん 母校の日野中を訪問

=後輩たちにメッセージ=

後輩たちと校歌を歌い、目頭を押さえる伊藤みきさん

◇日野
 日野町出身のフリースタイルスキーモーグル選手・伊藤みきさんが十九日、母校の日野中学校を訪れ、在校生と交流した。
 この日開かれた二年生の学年集会のサプライズゲストとして招かれ、会場の多目的ホールに現れると集まった生徒から驚きの声が上がった。
 伊藤さんは、同町生まれで現在二十七歳。平成十五年に同校を卒業し近江兄弟社高校に進学。三年生の時にトリノオリンピック、フリースタイルスキーモーグルに出場した。
 平成十七年〜十八年のルーキーオブザイヤーに選ばれ、今年二月に開催されたソチオリンピックでは出場を決めたが、直前の練習中に怪我をして競技出場を断念した。現在は、怪我から復帰し、二〇一八年、韓国で開催される平昌冬季オリンピック出場を目指している。
 伊藤さんが母校を訪れたのは卒業後十一年ぶり。
 集まった約二百人の後輩たちを前に、在校中の思い出や目標に向かう大切さを語った。
 「在学中の部活動は陸上部でした。三年生の時にブロック駅伝に出場し、五区を担当したのですが、四区までの選手が一位でタスキを渡してくれたのに、自分の走りで二位に順位を落としてしまって、それを今でも残念に思っています」と振り返った。
 後輩からの「何が一番得意でしたか?」の質問に、「国語の成績が一番良かったと思います。本が好きで良く読みました」と答え、日野中学校では室内履きを「パール」と呼んでいたことや、教室と教室をつなぐベランダで毎日のように食べたお弁当の話なども紹介した。
 最後に「私は希望する高校の入試に落ち、併願した近江兄弟社高校に入学しました。その学校で新たな学生生活が始まり、多くのことを学び教えられました。何事も置かれた環境で、自分のやりたいことをやり遂げることが大切です。人にどう見られているかより自分の目標に向かうこと。途中で辞めたら新しい世界は広がらない」と後輩たちに将来に向けてのメッセージを送った。
 集会後、生徒会の案内で校内を見学。音楽部の部屋では、定評のある素晴らしい歌声に迎えられ、最後に部員と共に歌う校歌の懐かしさにこみ上げるものがあった。


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