面白い話まとめ
住民・関係機関・団体1500人が共助で連携

=大型台風に巨大地震が来た 東近江市総合防災訓練 中学生活躍=

県警ヘリコプターによる救助

◇東近江
 災害時に迅速かつ的確に対応できる体制の確立と、市民の防災意識の高揚を目的に「東近江市総合防災訓練」が先月二十八日、五個荘中学校で実施された。地元住民や市職員をはじめ、警察署や消防署、企業などの関係団体合わせて三十機関の約千五百人が参加した。


土のうを積んで水防訓練

 大型で強い台風の局地的な大雨の影響で河川が増水。それに加え、鈴鹿西縁断層帯を震源とするマグニチュード7・6の地震が発生し、市内でも震度6強の非常に強い揺れにみまわれ、建物倒壊や火災、道路寸断など、甚大な被害が出ていることを想定した。
 現地対策本部が設置された会場では、落石除去訓練や電力設備・水道施設の応急復旧訓練、仮設照明設置訓練、災害ゴミ等収集運搬訓練、物資配送訓練など、各参加機関による本番さながらの訓練が次々と展開された。


倒壊家屋からの負傷者救出

 また今年は、防災教育の一環として、同校の生徒約三百六十人も参加し、土のう作りなどの水防訓練のほか、AED(自動体外式除細動器)を使った救命講習や応急手当講習、炊き出しの提供、水消化器やバケツリレーでの初期消火訓練などを、地元住民や消防団員らと協力しながら積極的に取り組み、いざというときの対応に備えた。
 体育館内では、間仕切りパネルの設置訓練をはじめ、日本赤十字社滋賀支部や大津赤十字病院による災害三日後を想定した巡回審査やこころのケア講座などが開かれ、災害後の対応も確認した。


避難所での巡回審査

 約三時間に及ぶ訓練を終えて閉会式では、災害対策本部長の小椋正清東近江市長が、鬼怒川堤防の決壊、広島の土砂災害、熊本やイタリアの大地震などを例にあげ、「最悪の事態を想定して実施しました。地球規模で自然災害が身近に迫っており、過去の統計があてにならないのが自然災害の常識です。これを機に、地震、台風、大雨などの自然災害を我がこととして受け止めていただきたい。助け思い合うことの必要性、地域コミュニティの再構築を考えた素晴らしい防災訓練が実施できたこと、感謝します」と締めくくり、日々の防災意識高揚を呼びかけた。


子ども食堂 実践者の交流会
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