面白い話まとめ
新刊「戦時下の滋賀師範」滋賀県平和祈念館編

=若者たちの学校と軍隊の日々=

手紙や友人・家族の証言で特攻隊員として戦死した若者たちに迫った一冊

◇全県
 太平洋戦争末期、多くの学生が特攻隊員として戦死した滋賀師範学校(現滋賀大学教育学部)の若者たちの学校と軍隊の日々を、手紙や友人、家族の証言をもとに追った新刊「戦時下の滋賀師範―昭和18年の卒業生―」(滋賀県平和祈念館編)=本体千二百円=が、サンライズ出版(彦根市)から発刊された。
 師範学校を卒業した小学校教員には、教育に専念するため兵役期間を五か月で済ませる特典があったが、日中戦争が激化した昭和十四年にこの制度はなくなり、一般国民同様に戦争へ行かなければならなくなった。
 陸海軍は劣勢を挽回するため、昭和十八年の高等教育機関の卒業生から、促成訓練して飛行兵にする制度を始め、この学年から多くの飛行兵志願者が出て、生還の可能性のない特別攻撃隊の一員として出撃していった。
 本書は、県平和祈念館の平成二十七年度企画展示で紹介した体験談、回想談を増補するとともに、大幅に加筆してまとめたもの。
 内容は、滋賀師範学校の紹介から始まり、運動部や勉学、教育実習、軍事教練など師範学校時代の多感な日々、青年将校時代のエピソードや手紙、そして出撃までを収録する。


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