面白い話まとめ
子ども食堂 実践者の交流会

=運営と開設の支援 成果と課題の情報交換=

県内20か所の子ども食堂実践者が集まり、意見交換した交流会

◇近江八幡
 「子ども食堂」の運営団体やこれから取り組もうと検討している人たちが集まり、情報交換する交流会が十九日、近江八幡市総合福祉センターで開かれ、県内各地から二十か所の運営団体の代表ら約五十人が集まった。
 家庭の事情で、いつもひとりぼっちの食事をとっている子どもやスナック菓子などで済ましている子どもなどを支援する目的で始まった「子ども食堂」は、全国に広がっており、三百か所以上あるといわれる。
 県内では四十三か所(十一月二十二日現在)で活動されており、社会福祉法人、NPO法人、自治会などが、運営主体となった開設が相次いでいる。現在四十三か所あり、人口規模では全国でもトップレベルにある。
 そのほとんどが、定期的に食事を無料または一食二百円程度の低価格で提供している。場所は市民センターや公民館などの公共施設、自治会館、寺院等で運営され、ボランティアのスタッフが活動を支援しているところが多い。
 滋賀の緑創造実践センター(事務局・県社協)では、子どもが安心できる大人と出会い、おなかいっぱいにご飯を食べて、宿題をしたり、遊んだり、安心して過ごせる居場所を「遊べる、学べる淡海子ども食堂」として支援。交流会もその一環で、ことし五月に続いて二回目の開催。
 参加者らは、各六〜七人のグループに別れ、子ども食堂の運営での課題や困っていること、効果をあげている取り組みなどを出し合い、意見交換を行った。
 各グループからは、「通っていた子どもが手伝いに訪れてくれた」、「栄養バランスを考えた食事を摂ることの大切さを理解した子どもが増えた」、「親同士の交流の場となっている」、「老人福祉施設では、お年寄りとのふれあいが生まれ、施設利用者に喜ばれている」、「食事のマナーが身につく」などの成果が報告された。反対に「運営資金が不足している」、「職域だけの取り組みでは継続が難しい」、「学校や地域の支援がほしい」、「高齢のスタッフが多く、将来に不安がある」などの課題が提示された。
 また、「家で作れるような食材でメニューを考えている」や「多めに調理して弁当をつくり、安価で販売している」など、工夫している食堂もあった。
 食べて終わりではなく、宿題をする時間や異年齢で遊ぶ時間を設けているところも増え「学習支援の学生ボランティアがほしい」などの声もあった。
 県内では、先進の食堂が視察を受け入れたり、県民に地域の子どもは地域で育てる意識が高いことも反映して、各地で開設が広がっており、今回の交流会でも開設のために勉強に来たという参加者もいた。
 同センターでは、こうした情報を広く届け、今年度内に五十か所に増やしたいとしている。


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