面白い話まとめ
台風24号 インフラの影響続く 一時121世帯224人が避難

天龍村の県道で発生した土砂崩落

 台風24号は9月30日夜遅くから1日未明にかけて飯田下伊那地域に最接近した。1日正午現在も土砂崩れによる規制や倒木による停電など強い風や雨によるインフラ網への影響が続いている。県によると、飯伊では一時121世帯224人が近くの公民館などに身を寄せた。けが人はいなかった。

 最接近に前後して強い風が吹き、飯田で1日午前2時17分に20.9メートル、飯田市南信濃で30日午後11時41分に25.2メートルの最大瞬間風速を観測。阿南町の新野小学校では体育館の屋根瓦の一部が破損した。

 中部電力によると、倒木などを原因とする停電は8市町村の約6900戸で発生し、同現在も約2000戸で続いている。停電の影響で下條小学校は1日を休校にした。

 JAみなみ信州によると、リンゴの落下を中心に農業被害も発生している。

 アメダスなどの観測情報によると、累計雨量は飯田市遠山が247.0ミリ、阿智村浪合が219.0ミリ。根羽村や阿智村では一時、1時間当たりの雨量が40ミリを超えた。

 天龍村では国道418号、県道飯田富山佐久間線の3カ所で土砂崩落が発生。県道の神原―坂部日代沢橋間の崩落により、同現在も坂部地区の10世帯13人が孤立しているが、同日中に解消の見込みという。

 阿南町の国道151号では見名トンネル近くで土砂崩落があり、同現在も片側通行止となっている。

 JR飯田線は1日の始発から運転を見合わせ、この影響で阿智を除く全日制高校7校が休校した。JR東海によると、豊橋駅―駒ケ根駅間は1日夕以降に運転を再開するという。

 高速バスは始発便を除いて平常運行。路線バスは遠山郷線と平岡線の一部が運休した。

 台風接近に伴い、飯田市は上村・南信濃の住民に避難指示を発令。他7町村が避難勧告や避難準備情報を発表したが、いずれも解除した。

 県南信州地域振興局によると、飯伊では113カ所の避難所が設けられ、10市町村で121世帯が身を寄せた。

 けが人や住宅被害の報告はないという。

 14市町村の大雨、洪水警報、8市町村の土砂災害警戒情報はいずれも解除された。

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